いよいよオリンピックが始まりました。
「本当にやるの?」という疑心暗鬼のうちに、その日が来たという感じです。
コロナの蔓延でそれどころではないという雰囲気で、一体どうなるのだろう?と思っていました。
反対する人も、国内だけでなく世界中に拡がりました。
このような中で、当事者はいったいどういう気持ちなのだろうか?
菅総理が半年くらい前に「止めた!」と言ってしまえば済んだものを、根性がないのでズルズル引きずってしまった。
とはいえ、大きな決断でNOということは本当に難しいです。
すでに動き出したオリンピックという世界的なイベントでは、特に難しいのは理解できます。
もう、四の五の言ってもどうにもならないので全面的に応援したい。
1964年10月10日の開会式。
紺碧の空の下、満員の国立競技場に古関裕而氏の「東京オリンピックマーチ」が鳴り響き、日本の選手団が威風堂々と行進しました。
空には自衛隊のブルーインパルスが五輪の白い輪を描き、坂井選手が聖火台に点火しました。
敗戦の惨禍から20年で、貧乏だった日本がここまで来たんだ!と心を熱くする感動の瞬間でした。
素晴らしかった!
当時は「東京大改造」と言われるほど、開催の2〜3年前から都心が掘り返され、まるで東京中が工事現場のよう。
建築ラッシュでオリンピックの雰囲気が盛り上がっていました。
〇競技施設
〇新幹線
〇高速道路
〇ホテル、港、空港
競技も盛り上がりました。
〇バレーボールの大松
〇マラソンのアベベ
〇柔道のヘーシング
など、話題も尽きませんでした。
今回は観客のいないスタジアムで一体どうなるのだろう。
「いざとなると日本人は立派にやる。こんなときにオリンピックがやれるのは、世界中で日本とドイツしかない!」
と、ドイツの友人が手前勝手なメールで応援してくれました。(笑
今ひとつ盛り上がりのない今回、橋本会長、菅総理、武藤事務総長も大変です。
世界の平和と喜びのため、なんとか応援したいものです。
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